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取材を終えて

川原さんの机回りにはカエルのグッズや写真がいっぱい。聞けば、留学先のボスがお好きで、その影響で自分でも集めるようになったのだとか。「研究でもカエルを使っていたので愛着があります」。趣味は散歩で、最初は何も考えずに歩かれていても自然と研究のことが頭に浮かび、いいアイデアが出てくることもあり、帰った時に書いたメモが生きることもあるそうです。「若い時は中途半端ではなく全力で取り組んでほしい」と語る川原さん。自分で考えて計画した実験であれば失敗しても身に付くのだと、実直に研究に打ち込み、自ら研究の場を探して道を切り開いてきた彼だからこそ言える言葉だと感じました。

(取材日:2013年5月15日、取材:藤原玉美)