兵庫県下のスーパーサイエンスハイスクール指定校が中心となって、理科教育の発展を目指す兵庫「サイエンス＆テクノロジー（咲いテク）」事業。その目玉である「第７回サイエンスフェアin兵庫」が２月１日に神戸国際展示場でおこなわれた。約４０校の高校、高等専門学校が参加し、生徒たちがお互いに研究活動を発表しあうイベントであると同時に、大学・企業・研究機関と連携し、若者の科学技術への期待や夢を育むのが趣旨。関西地区にある理化学研究所の６研究拠点も昨年にひきつづき合同出展した。QBiCは若いひとたちの科学技術への興味を喚起する一助となるべく、最新技術の紹介をおこなった。１時間半ほどの間に訪れた２００名近くの高校生を前に、QBiC細胞デザインコアの２名の研究者（隅山健太、神田元紀）が、ゲノム編集技術とマウスの全身透明化技術についてポスターや実際のサンプルを見せながら解説した。