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生命システム研究センター(大阪拠点)開所記念式典を開催

2015年11月12日
former OBI building

10月27日(火)、大阪府吹田市において生命システム研究センター(QBiC)の開所記念式典が行なわれた。

QBiCは2011年4月の設立以来、大阪府吹田市にある大阪大学バイオ関連多目的研究施設(当時)内に場所を借り、研究活動を行ってきたが、2015年4月に大阪大学から同施設の建物を譲り受け、また、隣接する大阪バイオサイエンス研究所(写真上)から建物等、さらにこれらが立地する土地を大阪市から譲り受けた。これにより両施設を一体化し、理化学研究所大阪地区として本格的に運営していくことになった。このたび大阪大学、自治体等、関係者からの様々な支援に対する感謝の意を込めて、開所記念式典が執り行われた。

式典では、西尾章治郎 大阪大学総長、小西禎一 大阪府副知事、後藤圭二 吹田市長、村上龍一 大阪市副市長をはじめとする多数の来賓の臨席のもと、理化学研究所理事長・松本 紘から開会挨拶があり、つづいて、QBiCセンター長・柳田敏雄からQBiCの事業説明があった。

今回の施設拡充にともない、神戸地区にあったQBiC生命モデリングコアの研究室が大阪地区へ移転し、併せてスーパーコンピュータMDGRAPE-4も移設した。なお、今年4月には大阪大学吹田キャンパス内の生命システム棟にもQBiC細胞デザインコアの研究室が移転しており、QBiCの研究勢力の大阪への集中がさらに進んだことになる。