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QBiCシンポジウム2015を開催

2015年9月15日
QBiC Symposium 2015

8月24日から26日まで3日間にわたって、QBiC大阪地区(大阪府吹田市)の会場でQBiCシンポジウム2015が開催された。本年から、QBiCが主催する国際シンポジウムとして、毎年、異なるテーマのもとで開催される予定である。

本年のテーマは「High-dimensional data for the design principles of life」。近年の計測技術や情報技術の発展にともない、研究者は大量のデータを日々取得している。しかし、その中から、生物学的意味を読み取ることは容易ではない。分野が異なっても、こうした問題意識は共通していると思われる。シンポジウムにはさまざまな分野の研究者が集まった。話題は発生分化から脳の認識に到るまで多岐にわたった。また扱われるモデル動物もバクテリアから哺乳類まで多岐にわたった。データ取得にとどまらず、データ解析の方法について活発な議論が行われた。

第1日目の夜はビールやワインを飲みながらの交流会が行なわれ、普段は異なる分野で活躍する研究者たちの交流と議論は遅くまで続いた。

参加者の総勢は139名。21の口頭発表と60のポスターによる発表があった。アメリカやイスラエルをはじめ海外から多くの参加者が集まった。