最先端研究基盤事業「生命動態システム科学研究の推進」整備機器類を活用した共同研究のご案内

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理化学研究所は、国立大学法人大阪大学と共同で、最先端研究基盤事業(最先端研究開発戦略的強化費補助金)による支援を受け、「生命動態システム科学研究の推進」のための最先端研究機器を整備しています。

最先端研究基盤事業は、「国際的な頭脳循環の実現に向け、国内外の若手研究者を惹きつける研究基盤の整備を強化・加速するため、研究ポテンシャルの高い研究拠点において、最先端の研究成果の創出が期待できる設備を整備するとともに、運用に必要な支援を行う」ことを目的としており、

  1. 科学技術外交への貢献、中長期的な成長戦略への貢献など、政策的に重要であること。
  2. 本補助金により整備される設備により、グリーン・イノベーション、ライフ・イノベーションを中心として、国際水準の研究拠点の整備を加速させ、国際的な研究拠点の構築が期待できるものであること。
  3. 国内外の若手研究者を惹きつけ、切磋琢磨する研究環境を構築できること。その際、外部の研究者が利用できるよう配慮されていること。
  4. 地域の特性を活かした研究テーマについては、選定において配慮すること。

 

の観点で採択課題が選定されています(http://www.jsps.go.jp/j-sentankiban/gaiyou.html)。

理化学研究所生命システム研究センター(QBiC)では、「国内外の若手研究者を惹きつけ、切磋琢磨する研究環境を構築できること。その際、外部の研究者が利用できるよう配慮されていること」を実行するために、整備機器類をいくつかのパッケージとして外部にも公開し、共同研究を推進することと致しました。

このパッケージを活用してQBiCと共同研究をご希望の方は、以下の要領に基づき、ご申請下さい。

 

要領

  1. 下のリストから利用希望パッケージを選択し、申請書をご記入の上、事務局()までお送り下さい。
  2. 申請書はこちらから:

     

    パッケージ名

    実施場所

    1

    近赤外発光蛍光プローブの光学特性評価システム

    生命システム研究棟A棟

    2

    細胞内分子動態解析用蛍光蛋白質プローブ調整システム

    生命システム研究棟A棟

    3

    微細加工システム

    大阪大学 生命システム棟

  3. 事務局にて申請書を確認し、不備が無ければ、内部の選考委員会において審査致します。
  4. 審査結果を通知後、パッケージの総括担当者と共同研究内容についてご相談を開始下さい。並行して、申請者様所属機関の契約担当者様と理研契約担当とで共同研究契約を締結致します。
  5. 契約締結後、共同研究を開始下さい。

 

【注意点】

  1. 今回の公開は試行として実施いたします。そのため、申請者は国内のみを対象として、一部の機器類のみを公開させていただきます。海外向けへの公開、また、公開パッケージの増強は、本格実施時より対応予定です。
  2. 試行によりニーズを把握したいため、補助金の理念が重視する申請者の年齢層や性別、国籍を伺います。
  3. (参考:http://www.jsps.go.jp/j-sentankiban/data/yoshiki/kihonhoshin.pdf)

  4. 補助金の理念「切磋琢磨する研究環境」を踏まえ、サービス(例:受託測定等)的な運用は行いません。
  5. 学生単独の申請は不可。また、申請者がPI(研究室主宰者)ではない場合は、所属長の承諾を得ることを前提とします。
  6. 報告書作製等の理由のため、研究の進捗状況や実績(論文、特許等)についてお伺いする場合があります。

【関連リンク】
文部科学省 「最先端研究基盤事業」補助対象事業の決定について              http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/22/06/1295019.htm
独立行政法人日本学術振興会(JSPS)      http://www.jsps.go.jp/j-sentankiban/

 

【お問い合わせ】