TOP > セミナー&イベント > シンポジウム・学術集会 > 第1回:データ中心 分子・細胞・神経生物学
将来の経済成長モデルでは科学技術研究セクターへの人工知能の導入が支配的要因である、とする議論もある。近年の計算論的神経科学の進展に触発された人工知能技術の発展は、研究開発のありかたをどのように変えるだろうか。
第一回の今回はデータ中心生物学をテーマとする。言うまでもなく生き物は複雑である。非常に多くの要素が絡み合う超多自由度系である生命システムが背後に持つ原理は何か。マルチオミクスやライブイメージングなどの計測技術を総動員して取得した大量で複雑なマルチモーダルデータからこれを読み解くには、機械学習や人工知能技術が有効であろう。人工知能分野と、分子・細胞・神経生物学分野の一線の研究者を集め、新たな生命科学研究の姿について議論する。